今日の花嫁さん

幸せのお裾分け

フェアリーイリュージョンでの入場時、一斉注ぎ(?)を希望されたお客様がおられました。
100名12卓の披露宴だったのですが、各テーブルはゲストに注いで頂く事になりました。
ご夫妻で列席されているご親族や、ご友人卓は、新郎・新婦が、「恋が生まれればいいな」と 目論み、彼氏・彼女のいないゲストをピックアップ。テーブル移動をお願いし ペアを作って 注いで頂きました。中には男性同士のペアもいらっしゃいました。
暗転の中、新郎・新婦の様に、男性が女性の背中にそっと手を添え(勿論 男性同士もです)寄り添い、光を見つめる・・。新郎・新婦よりも、即席ペアへの視線・歓声の方が大きかった程に感じました。
後日、新郎・新婦にお会いした際、お伺いしたのですが・・。
二次会で、1組のカップルが かなり接近していらしたそうです。
結婚式や二次会がきっかけで結ばれるカップルって、以外と多いと聞きますし・・
本当の意味での「幸せのお裾分け」みたいですね。

お父様のダンス

新婦のお父様が 週2回社交ダンスを習っている方で、新婦はダンス未経験でしたが、
ご披露宴でお父様と踊りたい!と一念発起。
お母様にも誰にも内緒で お父様のダンスの先生を探し当て、お父様の好きな曲・お得意の種目をリサーチ&練習・・。2回しかレッスンに行けず、ご自身のダンスにも不安があったそうですが、何より 大変厳格なお父様が一緒に踊って下さるかをかなり心配していらっしゃいました。
当日。お父様は 予想通りお断りになり・・。
ご親族の方の声援や、皆様の拍手のおかげで、しぶしぶ受けて下さいました。
でもワルツが流れたら、教える様に新婦を優しくリード。ほんの2分ほどでしたが、
お父様の口を一文字にくくった表情が、印象的でした。
余談ですが、新婦のドレスが長く 踊りにくそうだからと、新婦の叔母様が後ろからドレスの裾を抱え込むようにして、中腰のまま走り回って下さいました。(注:ワルツです(^^;
当然お二人より運動量も多く、その後 一人、肩で息をしておられました。
映画の様なシーンでした。

始まりは一通の招待状

始まりは一通の招待状、「この日・・を盗みます ルパン」との予告!

何となくルパンに似ている新郎、「ルパン三世」が大好きな新郎新婦の披露宴は、50年後の年老いた新郎が孫に披露宴当日の事を懐かしく思い出しながら語る映像からスタート。「それは3331回目の最後の盗みであった・・」と意味深なナレーション。

古い洋館を思わせる会場に、銃声と銭形警部の声が響き、どんどん「ルパン」の世界に引き込まれて行く・・映像・音楽や照明効果も手伝い、本当にルパンが会場に忍び込んでいるよう。
もうお気付きの方もいらっしゃるでしょうが、オチは、新郎=ルパンが新婦のハートを盗んだ・・という「カリオストロの城」のあの名シーン。なんとも、あま〜いお開きに会場大爆笑!拍手喝采!
構想一年、全てお二人のアイデア・手作りという事で大変だったと思いますが、ご列席の皆様は勿論、ルパン好きの私にとっても忘れられない披露宴となりました。

森 直美

披露宴での思い出エピソード 〜クリスマス編〜

披露宴が行われる季節で、圧倒的に人気が高いのは「秋」と「春」。
四季がある日本ならではのこと・・・、気候が穏やかな時に集中するのかもしれません。
ところが最近では、キリスト教式のウエディングが流行しているうえ、会場の冷暖房も完備されているので、真夏や真冬のウエディングシーンも、珍しくはなくなりました。

ある日の披露宴は、ちょうどクリスマスイヴでした。
複雑な心境の?列席者もいらっしゃったようでしたが、いつもよりドレスアップしている方が
多い披露宴でした。

クリスマスムードを盛り上げようと、あるゲームを思いつきました。
新婦にはナイショで、『新郎を探せ!』・・・というちょっとハラハラする余興でした。

新婦がお色直しをされて、お一人でご入場のシーン。
おしゃれなBGMとともにドアが開くと、なんと会場には・・・
サンタさんがいっぱい! 数えただけでも20人はいる・・・トナカイさんまで!

さあ、問題はここから。
その大勢いるサンタさんの中に、新郎がいます。新郎を探し当ててください!というゲームです。
帽子に、あごひげに、手袋、おおきな白いプレゼントが入った袋。
10数人のサンタさんはみな同じ格好をしていて、本当に誰が誰なのかわかりませんでした。

でもね、愛って素晴らしい。。。
新婦は「瞳」で、新郎を見事、いい当てました〜!

その瞬間からBGMは『恋人はサンタクロース』・・・♪ 続いて甘〜いLOVEソングのメドレー。
ここからはプレゼントタイム。
お二人から列席者の方へ、大きな袋の中からプレゼントをひとつひとつ、手渡しで。
これが本当のクリスマスプレゼント! 
息もぴったりの新郎新婦・・・
幼い頃を思い出したかのような、ご両親やご列席者の皆さんの表情・・・
和やかな笑顔に包まれたひとときでした。

年に一度、特別な時期を選んでの、クリスマスならではの演出でした!

披露宴での思い出エピソード 〜司会者が余興に出演?編〜

ある披露宴で、新郎新婦と進行内容の打ち合わせをしていた時。
「披露宴に来てくれた方に、喜んでもらえるような・・・奇抜じゃなくて・・・ほほえましいような、何かおススメの余興はありますか?」・・・という相談を受け、私なりに色々と提案をさせていただきました。少し話しが横道にそれて、趣味の話題に。
新郎新婦から、「司会者さんの趣味は?」と聞かれて、つい・・・「はい!最近、楽器を習い始めたんです!」と答えました。
話が弾んでいくうちに、新婦の目が輝きはじめました。
司会者さん、一曲、私たちのために演奏してくれませんか???だって、そこまでしてくれる司会者さんて、見たことないもん!」
一瞬、目が点・・・に。 
当時はまだ習い始めて1年足らず。ましてや人様の前で演奏なんてしたことがない!
その場で、「司会者は進行に全神経を集中して行わなければなりませんし、また司会者の立場ででしゃばりな行動もよくありません。下手な演奏を聴かせてしまって、ご列席の方に失礼にあたってもいけませんし・・・」と、やんわりお断りしました。
・・・事なきを得たとおもいきや、ホテルの担当の方からお電話が!
『どうしても・・・とおっしゃっているの!』という連絡がきてしまいました。
頼まれたら断りきれない、ちょっと優柔不断な性格もあいまって・・・そこまでおっしゃるなら、やるだけやってみましょう!・・・と決意した私。
ただし、次の通り提案をさせていただきました。

1.ご列席者の方にうたを歌っていただけませんか?
私は歌っていらっしゃる方の、伴奏として参加させていただきます。(司会者が目立たないように!)
2.歌は・・・加山雄三さんの「君といつまでも」はいかがでしょうか?(ちょうど譜面があったから!)
3.途中のセリフの部分は、新郎がおっしゃってくださいね。(主役は新郎新婦と列席者の皆様です!)

新婦にはナイショで、以上の内容が決定し、新郎の知人が歌ってくれることになりました。
もちろん、あのセリフは新郎が。
『君といると幸せだなあ・・・いつまでも君をはなさないぞ! いいだろ・・・』
ムードは満点、最高潮! 無事におひらきをむかえほっとしたことを、今でも覚えています。

ちなみに楽器は管楽器のアルトサックスでした。 
前代未聞、司会者が披露宴で楽器演奏を披露・・・
新郎新婦にとっても、私にとっても、一生に一度の、忘れられない披露宴でした!

『新郎新婦の入場です』2

『新郎新婦の入場です』
司会者としてこの言葉を幾度使っただろう…
結婚披露宴という人生の門出に多く立ち会うと色んな場面に遭遇するものです。
ここは大阪のとあるホテル。
媒酌人がまさに今、新郎新婦の紹介をしようという場面。
媒酌人は紹介文を全て暗記してきたようで、書いた物はお持ちではない様子。
しかし緊張からか両家名を言った後、新郎新婦の名前が出て来ず数秒の空白が…
隣の新郎はちらちら媒酌人を見ながらヒソヒソ声で名前を伝えるもご高齢のせいか?聞こえないらしく『へ?何やて?』とヒソヒソ声でお返しになる媒酌人(マイクがしっかりヒソヒソ声を拾っていた)。
通常、媒酌人の挨拶中に割って入る事は無いのですが、このままでは前に進みそうもないし、何よりお気の毒なので僕が『それでは太郎さんと花子さんをご紹介下さい』と促すと媒酌人は頷いて何事も無かったかのように続けられました。
覚えてきた積もりでも緊張などで真っ白になるもんですね。

『新郎新婦の入場です』

『新郎新婦の入場です』

司会者としてこの言葉を幾度使っただろう…
結婚披露宴という人生の門出に多く立ち会うと色んな場面に遭遇するものです。
ここは大阪のとあるホテル。ピンクのドレスに色直しをした花嫁を迎えようする頃…僕にある情報が…なんと新婦がエレベーターから降りようとしなとか。
理由は友人が作ってくれたブーケが想像より小さくて貧弱だから恥ずかしい…と言うのです。
新郎の説得にも聞く耳持たない新婦に周りは困惑状態。
このままではどうにもならないと思った僕は一か八か新婦に『そのブーケを作ってくれた友達はあなたがそれを持って入場してくれるのを楽しみにしてるはずでしょ?もし違うブーケを持って入場したら…友達はきっと帰りたいくらい悲しむよ』と一喝。
そんな事は彼女も分かってながら誰かに背中を押して欲しかったのでしょうね。
新婦はちゃんと入場してくれました。会場の外でも様々なドラマがあるんですよ〜。

志麻崎 潤

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